- 仕事のストレスが辛いし、休む暇がなくて体も心も限界・・
- 給料も安くて仕事も単純。このまま働き続けても自分に未来はあるのか・・
などと悩んでいないでしょうか?
仕事でストレスや悩みを抱える人は多く、誰しも「仕事を辞めたい」と思ったことがある・もしくは現在進行形で悩んでいると思います。
当サイトは、
20代・30代で1度ずつ転職を経験し
人事担当として退職希望者への面談や、中途採用面接の仕事を通じて
100人近くの退職転職に関わってきた私が、
自分自身や関わった人の経験から実感したことをもとに、「仕事を辞めたい」という悩みを軽くするアドバイスやコツをまとめたサイトです。
仕事に関するストレスは、心身を壊してしまう可能性もある危険なもので、人によってはその苦しみを誰にも打ち明けられないこともあります。
「仕事を辞めたいなんて甘えだ!」という精神論にとらわれ、「仕事を辞めたい」と思うことに罪悪感を感じたり、家族や自分の生活のために、辞めたくても辞められないと思いつめてしまうかもしれません。
このサイトでは、仕事や退職・転職の悩みについて、一般論も踏まえつつ、私自身の体験も合わせてまとめています。
仕事を辞めたいと悩んでいるあなたが、少しでも心が軽くなったり、前向きな一歩を踏み出す手助けができれば嬉しいなと思っています。
みんな、「仕事を辞めたい」と悩んでる。
「仕事を辞めたい」と悩むのは誰しも考えることで、調査によると、実に9割近くの人が「仕事を辞めたい」と悩んだことがあると言われています。
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10~60代の働く男女1,000人にアンケート調査を行った結果、「会社を辞めたい」と思ったことがある人は88.9%(1,000人中889人)。全体の約9割にのぼることがわかりました。
(参照:「会社を辞めたいと思う瞬間ランキング|働く男女1,000人アンケート調査」)
本当にたくさんの人が「仕事を辞めたい」と悩むものですが、その理由は、大きく3つに分けられると思っています。
ストレス型
人間関係や仕事が上手くいかないなどの理由で、精神的にストレスがかかり、今の環境で仕事を続けるのが辛いと、辞めたくなるのも当然のことです。
このようなストレスが原因で悩む場合は、まずはうまく適応できないか工夫してみたいところです。
例えば、ストレスの元になるような変な人間の対処ができるようになれば、仕事やプライベートでの人付き合いの能力があがります。
こちらの記事では、仕事の人間関係の問題を改善するコツをまとめています。
職場のストレスな人間関係を改善する方法集めたよ【正攻法から邪道まで】

また、ストレス解消の方法を身につければ、大変な環境でもうまく適応することができるでしょう。
こちらの記事では、仕事のストレスと上手く向き合う方法についてまとめています。
「仕事のストレスがやばい」というあなたを救う、5つのアプローチとは?

このように、ストレスが原因で辞めたいと思う場合は、まずはその状態を改善できないか工夫しつつ、それが叶わない場合には、環境を変えることを検討しましょう。
特に、ストレスが原因で無気力な状態になったり、涙が止まらないなどの異常事態になった場合は、頑張らずに早めに辞めるもしくは休職して体を休めましょう。
仕事何もしたくないという心の叫びを無視すると、どうなると思いますか?
「会社に行きたくない」と涙が止まらないなら、今すぐ会社を休みなさい。
モヤモヤ型
社風が合わない、頑張っているのに評価されないなどの不満を感じることもあります。
この場合、大きなストレスではないものの、仕事へのモチベーションが上がらず辞めたくなってしまいます。
そういう環境の場合は、(少し大きな話になりますが、)自分の人生で何を大切にしたいか考えてみることをおすすめします。
もし仕事でのやりがいを第一にして、仕事でバリバリ働くことを生きがいとしたいなら、それがかなう職場への転職を検討すべきです。
しかし、家族との生活や、自分の趣味が一番大切にすべきであれば、無理に転職をするのではなく、「仕事は、あくまでお金を稼ぐための手段にすぎない」と割り切って考えるほうがいいです。
転職をすることで給与や休日などの条件が変わり、その結果「前の方がよかった」と後悔してしまう危険があります。
そういう点には不満がない場合で、仕事での評価ややりがいが人生の第一優先ではない場合は、今の職場で割り切って考えた方が後悔せずにすみます。
このような考え方は、こちらの記事で詳しくまとめています。
まじめに働くのが馬鹿馬鹿しい?割り切ればそんなことどうでもよくなる。

キャリアアップ型
また、給料が少ない、キャリアアップが見込めないなど、今の待遇や仕事のレベルに不満で、もっと上のレベルを目指したいと悩むケースもあります。
この場合は、早めに転職活動をはじめましょう。
このケースで転職を狙う場合は、
- 自分のやりたいことや、求める給与の条件を明確にして
- 自分のこれまでの経歴と自分ができることを、うまくアピールする
ことが大切です。
自信がない人は、転職エージェントを利用して、アドバイスをもらいましょう。
転職エージェントサービスを利用すると、転職市場に詳しいエージェントが、あなたに個別にアドバイスをくれます。
書類選考・面接のコツや、応募企業が求める人材などの情報に詳しいため、自分一人で考えるよりも効果的なアピールの方法を知ることができます。
転職エージェントのおすすめ業者や、活用のコツ、利用時の注意点についてはこちらの記事でまとめています。
転職エージェントってどんな感じ?【利用手順・オススメ・メリット・注意点・活用法まとめ】

このように、仕事を辞めたくなる理由や、理由別の対処法などについてはこちらの記事でも詳しくまとめています。
あなたが仕事を辞めたくなる瞬間ってなに?【みんな仕事で悩んでいる】

そもそも自分は仕事を辞めて大丈夫なのか・・・

仕事を辞めたいと悩むとき、考えにあがるのが、自分は本当に辞めるべきなのかという不安です。
転職には当然リスクもあり、
- 自分が希望する仕事で採用されるだけの実績や経験がなく、希望する仕事につけない
- 人間関係が嫌で転職したけど、次の職場でも人間関係が辛い
などの危険があるのが事実です。
そのようなリスクから、「自分は本当に仕事を辞めていもいいのか」と不安になる人もいるでしょう。
実際、そのようなリスクを踏まえると、仕事を辞めたいと悩んでいても、今すぐ辞めるべきではない人もいます。
辞めるべき人とそうでない人の特徴
仕事を辞めるべきか、そうでないかの違いはどこにあるでしょうか。
それは、以下の基準で分類できると思います。
辞めるべき人
- 法令違反クラスの残業時間を強いられている
- ストレスから体に異常をきたしている(場合によっては辞めずに休職するほうがよい)
- 給与や仕事のレベルを上げたい
辞めるべきではない人
- 社風が合わない・評価されないことが不満
- 入社して1年以内
- 親の介護・結婚を理由にした退職
例外もありますが、ざっとこのような基準で分類ができます。
主に、心身に回復不能なほどのダメージを受ける危険がある人や、ステップアップしたい人はすぐに辞めるべきで、会社への不満や入社間もないタイミング、家族の都合で自分のキャリアを諦めるなどの退職は、後悔してしまう危険があります。
詳しくはこちらの記事でまとめています。
自分は仕事を辞めていいの?と悩むんだったら、具体的に考えてみようよ。

年を重ねれば重ねるほど転職は難しくなる
また、転職の難しさは、年代によっても大きく変わります。
一般的には、20代の若いうちは企業の採用意欲も高く、勢いで辞めてしまっても何とかなる傾向にあります。
それに対して30代、40代になってくると、それまでの経験で判断され、即戦力が求められるので、それなりのキャリアを持ち、上手くアピールできないと転職に苦労します。
年齢を重ねるほど、転職には慎重になった方がいいでしょう。
また、年代によっても転職活動のコツや方針が変わります。
20代、30代、40代の転職については、それぞれ以下の記事でまとめています。
新卒で転職したい人が、今度こそ後悔しないために必須な3つのポイントとは。
30代で仕事辞めたいあなた、転職は20代より難しいけどチャンスもあり!
40代で仕事辞めたいけど不安なら、3つの転職パターンを教えますよ。
転職って本当に上手くいくのかな・・・

仕事を辞めたいときに感じる不安には、仕事を辞めることへの漠然とした不安もあります。
仕事を辞めたいと思いつつも、ぼんやりとした不安から一歩が踏み出せなくなることは誰にでもあります。
環境が変わることへの不安
不安になる要因の一つとして、まず単純に環境が変わることへの不安があります。
転職したいと意識したときに、
- 次の職場にうまくなじめるか
- 別の問題が起きたらどうしよう
などの不安にかられるかもしれません。
人間には、現状維持バイアスという心理が働き、環境が変わることを恐れる傾向があります。
現状維持バイアスの存在を考えると、転職くらいの大きな変化になれば、不安が生まれるのは当然の心理だと考えてよいでしょう。
そんな時は、「転職しなきゃ!」と自分を追い込む必要はありません。
少しづつ転職へ意識を傾けていくことで、不安を抑えられるようになります。
- 転職サイトに登録し、求人情報を眺め、「転職したらこういう職場で働くかな・・」とイメージを働かせる
- 「○○になったら転職しよう」という具体的な目標を立ててみる
などの方法で、だんだんと転職に向けて自分自身を慣らしていきましょう。
周りに辞めることを言い出せない
また、仕事を辞めたいことを会社や家族に言い出せないことから、転職に動き出すのをためらってしまうこともあります。
たとえば、仕事を辞めることに対して、周りの人や、会社に対して申し訳なく思ってしまう場合は、そのまま会社に居続けることをイメージしてください。
それであなたが本当に後悔しないかを考えてみるといいでしょう。その将来像に納得できるなら、無理に辞める必要はありません。
ちなみに、会社は組織で動くので、あなた一人が辞めても代わりに誰かがその役割を果たすだけです。
また、あなたが会社に忠誠を誓い、そのまま残り続けても、会社はあなたの人生に責任を持ってくれることはありません。
業績不振や体制の変化を理由に、異動を命じられたり、退職勧告を受けてしまう可能性は決してゼロではありません。
そうした事実をよくよく考えてみて、本当に残り続けて後悔しないかどうかを考えてみましょう。
また、家族に退職を言い出せないというパターンもあります。
あなたが家族の生活を支えている場合や、世間体を気にする環境にいる場合は、仕事を辞めるのに対して拒否反応を示されることもあります。
そういう場合は、事前にコミュニケーションを重ねることがまず大切です。
いきなり仕事を辞めると伝えるのではなく、辞めたいと考えていることを、何度かに渡って相談してみましょう。
あなたが軽い気持ちで「仕事を辞めたい」と思ってるわけではないことが伝われば、家族は味方してくれるのが普通です。
このように、辞めたいけど不安やためらいがある場合については、こちらの記事に詳しくまとめています。
仕事を辞めたいけど辞められないのって辛いよね?この方法で楽になろう!
また、転職する勇気を持つ方法として、
- 転職先に求める条件を明確にする(こんな条件で転職したい!とはっきりイメージする)
- 次を決めるまで辞めない
- 辞めなかった将来と、辞めた場合の将来をイメージしてみる
などのアプローチ方法もあり、詳しくはこちらの記事でまとめています。
転職する勇気がないあなた、いつまでも今の会社に居続けるんですか?

仕事を辞めたいけど、やっぱり辞められない・・とぐるぐる悩んでしまうのは、精神的にもよくありません。
勢いで辞めると絶対後悔する!転職するなら慎重に!

色々と考え、仕事を辞めたいと思いが強くなったのなら、実際に動きだしましょう。
しかし、勢いでとりあえず辞めるのだけは避けるべきです。
「なんとかなるだろ」と思ってとりあえず辞めてしまうと、
- 思い通りに次が決まらずに焦ってしまう
- 焦りのあまり、妥協して転職先を決めてしまう
- ブラック企業にはいり、また仕事辞めたいと悩む
・・という本末転倒なことになってしまう危険があります。
私も20代の転職では深く考えずに辞めてしまった結果、収入が大きく下がり後悔しました。
また、逆にその反省をいかし、30代では慎重に転職を進めた結果、満足する結果を得ることができました。
その経験についてはこちらの記事でまとめています。
転職に失敗したくない人は、私が見事に失敗した話をぜひ聞いてください。

在職しながらの転職は大変ではありますが、後悔のない転職をするためには、勢いで辞めずに慎重に動きましょう。
辞めさせてくれない!悪質な引き止めにはどうする!?
また、あなた自身の決意が固まっていても、会社側が認めようとしないこともあります。
「甘えたことを言うな!」と逆ギレしてきたり、「訴えるぞ!」と脅してくる悪質な企業もあるでしょう。
その結果、「辞めたいけど辞めさせてくれない・・どうしよう・・」と悩んでしまう人や、なかには退職を諦めてしまう人もいるようです。
知っておくべきなのは、退職は従業員の権利であり、会社は従業員からの退職を拒否することはできないということです。
実際に、民法では以下の規定があります。
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。
この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
(民法627条1項)
そのため、こちらから一方的に退職する旨を通知し、2週間後に退職しても法的にはなんら問題がないのです。
詳しい方法については、こちらの記事でまとめているので、「会社が退職を認めてくれない」と悩んでいる人は参考にしてください。
「仕事を辞めさせてくれない」と悩む必要なんて無い、その意外な理由とは?

会社に退職を認めてもらい、円満退職をしたい気持ちはわかりますが、このような民法のルールを知らず(知ってても無視する)異常な会社には、一方的にでもきっぱりと辞めないとあなたの人生を無駄にされてしまいます。
もし自力で辞めることに自信がない場合は、退職代行サービスを利用してでも辞めてしまうのをおすすめします。
退職代行サービスは、あなたの代わりに退職の旨を会社に伝えてくれるサービスで、ストレスなく会社を辞めることが可能です。
仕事を辞める時は本人の口から直接言うのが筋だという意見もありますが、退職を認めようとしないモラルの低い相手には、筋など通す必要はないと思います。
「辞められない・・」と悩んで、無駄な日々を過ごしてしまうのは、あまりにももったいないと思いませんか?
おすすめの退職代行サービスや、利用方法・利用時の注意点などについてはこちらの記事で詳しくまとめています。
退職代行を使いたい人へ、手順・おすすめ・メリット・注意点・料金など・・疑問にしっかり答えます。

気になるサービスを詳しく知りたい!

このように、退職や転職についての色々な悩みについてまとめてきましたが、これらについて、話題になるサービスに興味がある人も多いでしょう。
転職エージェント
転職エージェントとは、中途採用をしたい企業と契約を結び、転職を希望する人にその情報を提供し、応募を代行してくれるサービスです。
私たち利用者にとっては、自分の希望をもとに求人を紹介してくれるうえ、企業への連絡を代行してくれる便利なものです。
採用が決まった際には、企業がエージェントに紹介料が支払われるので、転職希望者は無料で利用できるのも大きな魅力です。
転職エージェントには他にもメリットがあり、
- 応募書類や面接時のアドバイスがもらえる
- ハローワークや転職サイトには載っていない高待遇な求人を扱っている
- 応募先が求める人材についての情報に詳しく、アピールすべき経歴を教えてくれることがある
などの恩恵を受けられます。
転職活動に自信がない人や、高待遇の求人を狙いたい人におすすめのサービスです。
そんなエージェントを利用するうえでは、転職エージェントのジャンルを把握し、自分にあったサービスを利用するのが良いでしょう。
- 幅広い年代・業種を扱う総合型(
リクルートエージェント・dodaエージェントサービスなど)
- 第二新卒や20代の若年層特化型 (
ウズキャリ・ハタラクティブ
など)
- 年収600万~の高待遇特化型 (ビズリーチ・キャリアカーバーなど)
- そのほか専門職特化型 (リクナビ薬剤師・マイナビ営業エージェントなど)
基本的には総合型のエージェントを利用しつつ、それ以外にもあなたの職種や年代に特化したサービスも幅広く使うのが転職成功への近道になります。
このように、転職エージェントについては、ある程度知識をつけたうえで利用するのがおすすめです。
こちらの記事では、エージェントを活用すべき人の特徴や、利用するときの注意点について詳しくまとめています。
転職エージェントってどんな感じ?【利用手順・オススメ・メリット・注意点・活用法まとめ】

退職代行サービス
退職代行サービスとは、あなたに代わり、退職の意向を企業に伝えてくれるサービスです。
会社に退職の意向が伝わったあとは、必要な書類や会社への返送物についての事務的な連絡も代行してくれます。
自分で仕事を辞めると言い出す必要がなく、即日会社に行かずに辞められることも多いです。
そのため、とにかくストレスなく辞められるうえ、未払いの残業代も合わせて請求することも可能です。
数万円のコストがかかるので、安い利用料ではありませんが、
- 自力で辞めると言い出せない人
- 退職を聞き入れてくれない場合
- 残業代の請求など、訴訟も見据えた対応が必要な場合
にとっては救いとなるサービスと言えます。
ただし注意点として、退職代行には、
- 一般企業
- 労働組合と提携(労働組合が運営)している業者
- 弁護士が対応する業者
が存在し、それぞれ対応可能な範囲が変わります。
一般企業 | 退職意向の通知 |
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労働組合対応 | 退職意向の通知+有休消化等の交渉 |
弁護士対応 | 退職意向の通知+有休消化等の交渉+訴訟対応 |
そのため、あなたが対応を希望する範囲を把握して、それに合わせた業者を利用する必要があります。
このような種類の違いや、他にも利用時に気にすべき注意点、また退職代行についての不安とその答えについてはこちらの記事で詳しくまとめています。
退職代行を使いたい人へ、手順・おすすめ・メリット・注意点・料金など・・疑問にしっかり答えます。

このように、当サイトでは、仕事を辞めたいという悩みを軽くしたり、解決に向けて動き出すためのアドバイスをまとめています。
仕事での悩みは、人間関係や過労など、人生のなかでも重い問題になりがちです。
しかし、考え方を切り替えたり、上手く振舞うことができれば、その悩みが解決することも多いです。